AO入試
AO入試を受験する人は、今週や来週にかけて面接と小論文が実施されますね。
AO入試は、高校生の人物像を、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決めます。成績(評定平均値)の基準がなく、高校からの推薦がなくても受験できるのが特徴です。また推薦入試よりも面接回数が多く、長い選考時間をかけてじっくりと「大学入学後に伸びそうな人物か」を見る傾向があります。
一方、推薦入試は基本的には高校からの推薦書が必要です(自己推薦入試以外)。また、成績(評定平均値)の基準が設定されている場合が多く、「高校でどうがんばったか」を見る傾向があります。
基本的に、私立大の指定校制推薦は専願です。また、国公立大の公募制推薦も併願することはできません。そのほかの公募制一般推薦・特別推薦入試およびAO入試は、一部の大学で併願が可能な場合があります。推薦・AO入試が不合格だった場合に、同じ大学・学部の一般入試を受験することは可能です。
そして、来年受験しようと考えている生徒の皆さん、
よく聞く「評定平均値」「学習成績概評」とは、何のことかわかりますか?
それは、推薦入試の出願条件の際に評価対象となる、高校での成績を数値などで表したものです。「評定平均値」とは、高1~高3の1学期までに履修した科目の評定(5段階で示した成績)を合計して、加算したすべての科目数で割った数値です。「学習成績概評」とは、評定平均値をA~Eの5段階評価で表したものです。評定平均値には、毎回の定期テストの成績が大きく影響しますので、日ごろからしっかりとした取り組みが大切です。
もう間もなくすると中間テストがやってきますので、早めの対策をとりたいですね。